はばねろちゃん がんばる絵日記!

意味もなくがんばります

教育費が無料になるらしい

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教育費無料化来た!

 

 このたびの総選挙で教育費の無料化が決まった。なぜかというと、どの政党も教育費の無料を公言していたから。与党が3分の2の議席を獲得したんだから教育費なんてすぐ無料になる。無料にならなかったらどうする?そいつに一票投票した奴らの責任だ。教育費無料化は公言していたわりには優先順位は低そうなので明日すぐに無料になる訳ではないだろう。今から高校大学に進学させたい子供を持つ親は公約が実現でき無かった場合どういう対応をとるのだろう。嘆き叫ぶか、恨むか、愚痴をいいながらおとなしく金を払うのか。どれも決定打ではないな。

 皆知っているはずだ。あなたの1票だけが世界を変えられる事を。投票したところでどうなるかわからない1票しかあなたを守る事はできないのだ。刮目しろ。

 

私立高校の実情

 

 娘たちが高校受験ということで私立高校のオープンスクールに行ったときの事。東京はどうかはわからないが、私立高校は滑り止め、公立高校の受験に落ちた子供たちがいくというのがこの地区のしきたりである。落ちたという劣等感を抱きつつ、高い授業料を支払わなければならない。ダブルパンチである。それも私立学校は山の上とか街の中心部から離れたところになる。交通費もかかるが通学も時間がかかるのである。私たちが行ったキリスト教系の進学校は、月曜から土曜まで8時間ぎっしり授業が入っている。また、夜十時まで自習ができる。これにつきあう教師たちの労働環境はどうなっているのだろうかという疑問はアレだが(多分キリスト教的な慈悲の心で対応しているのだろうか)、教育環境が整っているので学習塾にいかなくても済むという何か営業的な提案をしていた。なるほど、提案としてはぴか一である。確かに東大から始まる難関大学に卒業生を送り出している。提案は嘘ではない。まあ1週間授業がびっしり入っている訳で、いつ予習をするのかという疑問もあったが。また、県から一人1万円ほどの私立助成金があるので若干安くなる。これは付け足しのようであった。

 もう一つの私立学校は、進学クラスと普通クラス、スポーツクラスなど総合高校である。校舎は新しく、制服も立派である。学校訪問の時にもらったノベルティは結構高そうであった。ちなみに高校野球で甲子園へ行く常連校である。スポーツ施設も充実している。卒業生ならびに在学生の親のまごころで出来ている学校だなと思った。

 この2つの高校のどちらかに、公立を落ちた浜通に住んでいる子供たちは通うのであろう。なぜなら、その他の学校は、郊外にあるため、距離と時間的に通学には無理がある。それでも通っている子供たちはいるが。

 

 ハバネロ家の娘たちはどちらも公立高校に通っている。ありがたい。上の娘は町中の学校で、電車通学である。最寄りの駅まで朝早く送って行く必要があるが、それはそれ。下の娘は、自転車で行ける普通高校である。もしも二人が私立高校にかよっていたらどうなっていただろう。

 誰かがはじき飛ばされるだけ

 

 ネット界隈では、私立に行きたくなかったらもっと勉強しろとか、ランクを下げろとかいう輩がいるが、それは間違いだ。県の公立高校受験志願者数を見ると、少ない学校でも1.2倍、高い学校では1.8倍もある。すべての志願者が希望する学校に入れる訳ではない。自分の子供が合格したということは他の家庭の子供が私立に通う事になるだけだ。それは町の中心部にある進学校ナンバースクールという)で顕著である。中学校で上位10番ぐらいの生徒が総じてナンバースクールを志望する。しかし志願倍率を見る限り全員入れるわけではない。これは成績がいいとか、内申がいいとかとは別問題である。誰かははじき飛ばされるのだ。

全県学区の問題

 

 この件はもっと問題をはらんでいる。私たちが住んでいる県は全県学区である。昔は学区が細かく分かれており、近くの学校に学力的にまんべんなく進学する。学校ラブコメの漫画にあるような、優等生と劣等生とのからみみたいな世界が普通に発生していたが、いまでは全県的な輪切りが進んでしまったために町の中心部には学力の高い生徒が集中し、はじかれた学力のちょっと高い生徒は郊外の学校へ流れて行く。普通なら郊外の学校に入る生徒は、私立に行くかもっと郡部の学校に行く事になる。この全県学区の為に新幹線に乗って通学してくる生徒もいる。また、バスと電車を乗り継いで通学している生徒もいる。それを希望した生徒の責任だろうか。また、遠くから通う生徒のおかげで公立に落ちた近くに住む子供たちは自分の努力不足なのだろうか。それなのに私立に入学すると高額な授業料が発生する。その他付随する支出もものすごい。甲子園出場が決まれば支援金の要請が来る。 何かの罰ゲームか。

県からの私立学校通学者への補助は既にない

 私たちがオープンスクールに行った時にあった、なけなしの1万円の県からの私学助成は今はない。隣の県では4万円の補助を続けている。隣の県は決して裕福な県ではない。私の住んでいる県は住民にやさしくないらしい。 自己責任という言葉で済ませられない問題が孕んでいる。