はばねろちゃん がんばる絵日記!

意味もなくがんばります

裏紙の悪魔

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  経営は投資した金額からどれだけリターンが生まれるかという世界である。リターンを上げたいなら収入を増やすか経費を減らすかという超簡単な理論である。しかしなかなかうまくいかないのが経営である。売上をどう作る?経費を抑えてリターンを増やすにはどうする?利潤が今度は税金という問題がある。人材をどう確保すればいいか。正社員かパートさんか。問題は山積である。もっとスマートにというか簡単に利潤があげられないものだろうか、といつも頭をひねっている。

 経営がうまくいかなくなると、自然と残業を減らしたり経費を減らしたりと無駄な経費をへらそうという動きが出てくる。机の引き出しの奥に眠っている使っていない消しゴムやボールペン、その他の文具を箱に集めると結構な量になる。薬屋さんなどからもらうノベルティのペンや付箋の量は減る一方であるが、机からでてくるお宝はいつも際限がないくらいに集まる。集まっていく様は見ていて気持ちいい。金が机の中に眠っているのだ。

 

 しかしながら、経費節減の話がでてくると、またぞろイヤーな奴が頭をもたげてくる。また、あいつがやってくる。

 

裏紙の悪魔

 

 

 経費削減を旗印にしきりにコピー用紙の裏紙を使うことを強要してくる奴らである。

院内には何台のプリンタがあってどれだけのコピー紙を消費する?個人情報が書いてある紙はその都度シュレッダーにかけるにしてもそれでも会議資料やその他の裏紙はメモ用紙や裏紙コピーをすることで再利用できるという、どこでも聞く理論をさも自分が考えたように鼻穴を大きくして言ってくる。別に特定の人を言っているわけではない。一般論である。決して。

 

 私は、このコピー用紙の裏紙が嫌いだ。まず考えてみればいい。裏紙を使うことで経費がかさむということは往々にして起こることだ。

 

裏紙を使ったメモ用紙

 

 

 裏紙メモ用紙こそデスク周りをカオスにする元凶である。裏に何かがかいてあって表の白いところに申し訳程度に何かが書いてある。重要なのか重要でないのかがわからない。重要な案件にも関わらずあの裏紙に書いてあることにより見落とすことが往々にしてある。 

 電話や何か連絡したいことが組織の中であるのであれば、連絡帳を作ることである。そうすれば特定の人の連絡に対するメモであったとしても長期不在などの時に他の職員が対応できる。そもそも折り返してくれという連絡は急いでいる証拠である。他の職員が対応できなければそもそも組織がおかしい。

 

資料に裏紙

 

  やめてほしい。それだけだ。何年も残る資料に関係もない裏紙を使うな。

 

裏紙コピー 

 

こっちの方が罪深い。

 メモ用紙よりも罪深いのはこれである。裏紙を使いましょうという人は、だいたいコピー紙一枚がどれだけするのか計算したことがない人だ。大量購入していれば価格はもっと安くなる。

 A4ひと箱の金額 2785円÷5000枚(500枚×10包)=0.557円

プリンタのパフォーマンス契約(当院の場合)モノクロ 1枚0.8円

                    フルカラー 1枚7.9円

 

 ということは コピー1枚するのに 0.557円+0.8円=1.357円である。

 まず1枚裏紙を使うことで節約できるのは1枚0.557円である。 100枚で55.7円

 

 100枚で55.7円も節約できるじゃないかと思うだろ?しかしそうはいかない。

 100枚も裏紙を使うと必ずと言っていいほどジャムる。メンテのために時間とられる。さらには破けた紙片がごみのようにコピー機内部に残るとエラーの嵐だ。

メンテナンスのために業務が滞る。イライラが募る。その時間に対しても経費は掛かっている。100枚で55.7円のためにどれだけの人件費が飛ぶのか?

 さらに、たまーに裏紙をコピートレーの中にわすれていく奴がいる(誰とは決して言えないが)。そのあとにコピーやプリンタ出力をすると最悪である。何かのご案内の色紙の裏に数十枚の会議資料を印刷した時の時間の無駄ったらありゃしない。いい加減にしろ!その修正をする人件費はだれがだしているのか?

 

 経営は投資であるという考えからすると、裏紙を使うことは投資として見合うことはないのである。

 

 つまり、つべこべいわずに新しい紙使ってろという話である。

 

若いころ 今でも若いけど

 

 こんなことを言えるのはなぜかといえば、若いころの自分こそが、裏紙メモ、裏紙コピーの悪魔だったからである。自分が身にしみてわかっているからこそやめろということができのだ。あの時を考えると恥ずかしい。

 

 人の限られた貴重な時間を裏紙なんかに使われるべきではない。