夫婦とふたごとネコ一匹

家族で起きた事件(?)を基に四コマ漫画を描いています。

猫の可愛さにだまされるな

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 うちに雌猫のノブナガがやってきたのは4年前になる。とある家で生まれた2匹のうちの一匹である。本当は雄猫をもらうはずだったのかは忘れたが名前がさる名だたる武将からとってつけたわけだが、誰の趣味だったのかもわすれてしまった。かわいいことは全てを許す力を持つ。

 犬は飼い主、家族と犬自身との間に上下関係を構築し、序列に従って行動するというが、猫は序列など関係ないという。というか、犬は人につくが猫は家につく。なついているように見えても実は飼い主やその家族を猫自身の所有物のように思っているらしい。猫が一番でそれ以外は僕(しもべ)である。うちの猫のノブナガは私以外の家族には懐いているように見える。しかしながら内心は「餌をくれたりトイレをそうじする便利なやつら」としか思っていないだろう。そう思うと子供達と妻は騙されている。あの猫の可愛さの裏に隠れているあの狡猾で抜け目なさを家族連中は見抜いていない。だまされているぞ。おい。

 私もあの猫の可愛さに籠絡されそうになる。しかしノブナガの方で私が心の中であらがっていることに気づいているらしい。ことあるごとに私に闘いを挑んでくる。手を出そうものなら噛んでくる。甘噛みなんていう余裕のあるファイトではない。いつでもあいつは本気なのだ。

 こちとら飼い主でもあり人間である。その小さな動物の闘志に真正面から立ち向かうような子供じみた対応はいただけない。噛まれたところで大人の対応をするだけだ。いつでも闘いを受けて立つぞ。お前が俺に平伏すまでな。