これは選挙に積極的に行けという説教たれた記事ではない。それよりもいかないなら行かなくてもいいがこれから書く楽しみはないよというもの。いいよいいよ。たかが1票入れたからと言って政治が変わるわけではなく1票入れた相手が落ちたら死票だし、それこそ無駄になる。それであったらそもそも投票なんて行かなくてもいいんじゃない総合的に見て。大体候補者が何を言っているかわからないし受かったところで自分の希望する政治をしてくれる保証はない。あーあもう政治に無関心。どうせ国会が動いてなくても会社は動いているし電車も動いている。夜の街の経済は順調である。俺の一票がなくても世界は動いているのだ。
あえて言おう。バカであると。
成人してこの方投票できないことは1度だけしかなかった私があえて言おう。上に書いているようなステレオタイプな政治無関心層は(大体国民の6割)は終わっている。どうせ投票に行かなくてもいいがこれだけは読んでおけ。
1 誰に投票するかではない、投票に行くことが大事なのだ
とりあえず投票所へ行け。投票に行っている人間だって100%自分の意見と同じ政策を持っている人間を選んでいるわけではない。わかるな?自分の恋人が100%自分の好みだとはかぎらないだろ?
投票に行ったときに誰に入れるのかなんてどうでもいい。後に書くが、投票所にいって誰かに投票することが大事なのだ。誰かって誰だ?誰かだ。
お笑いから国会議員になったひとなんてたくさんいるだろ?みんなノリで選んでいるのだ。安心しろ。あんな人たちでも投票した人がいるから当選しているのだ。みんなそうやって間違いながら大きくなって行くのだ。
2 投票した候補者を覚えておけ。じっと見つづけるのだ。
宝くじを買った後どうする?番号が当たっているか楽しみだろう。選挙も同じだ。投票した候補者が間違って当選したとする。そうしたら今後そいつがどういうことをするのかを注視するといい。ある人は酒が原因で議員辞職するかもしれない、ある人は暴言はいて議員辞職、あるいは不倫である。議員といっても品行方正な奴らばかりではない。人間味あふれるやつらだ。自分が投票したばっかりにこんなことになったと思えば、次はちょっとはましな奴を選ぼうと思うだろう。人は失敗をしながら成長していくのである。
投票した候補者が落選したとしても、落胆しないほうがいい。その人はまた次の選挙に出てくるかもしれない。保守の新人として選挙に打って出て落選しても、次はリベラル政党から出るかもしれない。主義主張なんて議員バッジの重さに比べればどうってことはない。要は当選することなのだから。そんなよくわからないやつでも次も出てくる場合がある。そんなやつは当選させてはいけない。別な候補に投票するのである。まあだれでもいい。落選させるのが目的だから。
3 当選した奴らの金の流れに注目しろ
選挙といえば昔から金である。利権である。金の流れが選挙を作るのである。今回の解散総選挙でも株価が上昇したりと経済に影響する。政治がどうであろうと経済は動くというのは半分あたっているが、全部間違っている。あいつらの作る法律で金が動き、あいつらの作ったスケジュールで党利党略が決められる。決して品行方正な方法でなんか政治経済は動いていない。そんな状況を変える唯一の方法がある。それはお前達が持っている1票だ。情けない話だが投票でしか変えられない。デモ?愚痴?あんたの持っている1票には敵わない。
1票じゃあ何も変えられない?世界は1票で変えられると思っている奴らの集合体でできているんだ。政治は変えられると信じている奴らは着々と準備をしているんだ。自分の持っている1票でな。
4 投票して愚痴を言う権利を
おれはこのために選挙に行く。文句を言うためだけだ。愚痴も権利のうちだ。しかし義務を伴う。選挙に行くだけでその権利が手に入る。学費が高い?生活が苦しい?老後が不安?1票入れてから言ってくれ。
5 棄権も権利をだと思っている方々
安心してくれ。棄権しても投票したと同じくらいの影響があるから。棄権票は当選した候補者に有利に働く。棄権していながらその時の当選者に入れたのと同じ効果がある。おめでとう。棄権してくれたほうが有利になる勢力がいるのだ。その存在はあなた方を思ってほくそ笑んでいることだろう。バカな奴らだと。