夫婦とふたごとネコ一匹

家族で起きた事件(?)を基に四コマ漫画を描いています。

戦争には(多分)行けない私

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この娘達は17歳 まだ選挙権はなかった。

 

 こんな事書いちゃうと怒る人もいるかもしれないけど、自分は戦争には多分行けないと思う。確信がある。どうしても行けないのである。赤紙がきたとしてもこのゆるみきった足腰ではどうしようもない。マラソンをしていた若いときなら何とかなったかもしれない。まあ泳ぐぐらいだったら出来るかもしれない。浮いているだけだし。でも鉄砲を撃ったり戦車を運転するなんて無理。鉄砲も撃った事もないし戦車の免許も無いし。大体にして戦争って殺し合いにいくわけで。人を殺した事も無い、部屋に入ってきた蜘蛛は必ず外へ生きて逃がしてやるぐらい信心深いのに無理だ。根性がないって?私だって行きたいのはやまやまである。勇気を鼓舞してくれ。なんとか私のモチベーションをあげてくれ。

 来年ぐらいに憲法が変わるらしい。まだ確定ではないが、国民が憲法改正に期待しているなら多分そうなる。選挙結果がそれを裏付けている。憲法改正の発議が出れば粛々と進むことであろう。みんなの1票の集合体である議員がばかな訳がない。有言実行の人たちだ。結果に期待したい。

 今回の憲法改正の争点は9条改正だ。自衛隊がどうこうという事はどうでもいいことである。大手を振って紛争地域に行く事が出来る。紛争地域で給水活動であったり地雷撤去活動だったり治安維持だったり、派遣地域にとっていい活動が出来るようになる。こういった改正であれば賛成である。何も懸念もする事も無く外国の援助活動に行く事ができる。バンザーイ。たまに銃を撃ったりすることも出来る。私は銃を撃った事がない。ハワイやグアムに行くと撃って楽しめるところがあるが、そういったところにはついぞ縁がなかった。まちがって銃を撃ったかどうかで国会で論争になるようなことは今後はないだろう。

 しかし、しかしである。俺は行けない。絶対いけないのである。まず飛行機が嫌いである。また、船酔いもする。こんなんでは有事の時にはお荷物だ。

 まあ、安心してくれ。憲法改正になったとしてもすぐに海外派兵がある訳ではない。今後10年ぐらいは政治家の皆さんが有事活動がないように対外交渉をしてくれるだろう。皆さんは心配し過ぎである。すぐには有事はない。あと10年ぐらいすれば私は実際に行けなくなる年齢だ。今回初めて選挙に投票した世代の皆さんは10年後は28歳から29歳、油の乗り乗りの戦士としていけるんじゃね?いいね。ぜひ改憲派に入れた人たちは率先して行ってほしい。あ、もちろん棄権した人たちも同罪ですので頑張ってください。

 

 大丈夫。人間死ぬときゃ死ぬんです。