夫婦とふたごとネコ一匹

家族で起きた事件(?)を基に四コマ漫画を描いています。

レストランで居心地の悪くなる原因とは 座席の順番

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 何が気になるのは人それぞれかもしれない。マナーが悪かったり大声を出したり、ナイフとフォークの使い方を云々したところで仕方が無い。私にはどうでもいいことである。たとえBYOで醤油を持ってきて皆に振る舞ったとしてもごっつあんといただいてしまう方かもしれない。海原雄山的な挑戦的な態度で向かってきたらアレだが、山岡士郎のように対決する勇気はない。

 しかしながら、家族と食事に行ったとき、たまに居心地が悪くなる瞬間がある。皆は悪くない。自分の中の何かがそうさせるのかもしれないがキョロキョロと周りを見渡す。店員を呼んでも仕方が無い。発作のような感じなのかもしれない。私がバブル(の恩恵を浴している訳ではないが)組後期の出だからだろうか。あの状況。たまにいるあの私自身にとってとても恥ずかしい行為というか座り方をする人をみるだけで、おしりがむずむずしてくるのである。

 間違っていたら申し訳ない。私はそう教えられた。レストランや居酒屋、食に関する店に入ったら、女性はどこに座ってもらう?あまり気にした事はないかもしれない。しかし、新入社員として企業につとめたとき、応接間には座席の優先順序があり、タクシーに同乗する時、どこに顧客を乗せたらいいのかしっかり覚えさせられるはずだ。それはバブルが終了した現在に至っても連綿と続く、つまらないと思っていても重要なしきたりと脳の奥の奥に刷り込まれて、事があれば発動する爆弾のようにいつもアイドリング状態でそのときを待つ。レストランのしきたりもそれと同じだ、それと同じだと思ったのだが。いやそれはビジネスマナーどころではない重要な事だ。男と女の愛のマナーだからだ。

 別に女性の椅子を引くとかのマナーの話ではない。口に物を入れたままくちゃくちゃ音をたてて喋る最低行為をしないとかのそんなマナー以前の問題でもない。

 

 座席へ座る場所の問題である。みんな間違っている。

 

女性が座るべき席 男性が座るべき席 基本マナー

 女性は奥、男は手前

 

 女性は窓際、男は窓を見てすわれ

 

 女性は壁を背にして 男は壁見てろ壁

 

 女性は奥、男は入り口に近い方の座席に座れ

 

 これは基本マナーとしてただきたい。 

  決して男尊女卑とか、女を持ち上げ過ぎという訳ではない。間違っちゃいけないが、上記の方法は、男も女どちらにも利がある座り方なのだ。

 合理的理由 敵は本能寺にあり

 入り口側に男が座るのは合理的なのだ。もしも刀を持った敵が入り口から攻めて来たときにすぐに攻撃態勢をとることが出来、奥に座る物を防御することができる。また女は窓際、ならびに壁際にいることで自分の後ろからの攻撃を防ぐことが出来る。窓がある場合はそこから逃げる事も可能である。さらに、常に入り口から入ってくる敵に注意することが出来る。有事のときは一番に気がつく事が出来る。

 まあ何を言っているのかという話である。いつの時代の事かと突っ込みが入るのは想定内である。そもそもこの現代、敵がせめて来る事なんかないかもしれないが、女性にとっては敵は多い。特に、それが本命とのデートであり絶対落とさなければならない場合、女性が窓を見る、ないしは壁を見る方向や通路側にいる場合、男も目線に何が入るだろうか。そう、敵である、あなたより魅力的な女性である。男とはさもしい動物である。あなたとのデートだというのに他の女に目がいきがちである。これは生物としてアタリマエーである。アルシンド理論である。だから、女性は窓際、壁側に座るべきなのだ。

 また、窓側に女性が座った場合、あなたの魅力は120%上昇する。ハロー効果(だったか)によって窓から差し込む光が後光のように光輝く。視界に入るのはあなただけだ。あなたの後ろには窓しか無いし、窓でなければ壁しか無い。彼はあなたしか見えない(文字通り)。

 

 男にとってもメリットがある。座席の奥に座るという事がどういう事かお分かりか。そう、女性は気分屋である。ちょっとでもご機嫌斜めなら、すぐに帰ってしまう生き物だ。良く言えば自由の女神、悪く言えば×××だ。それを奥に座らせることによりすぐに帰る事をストップさせる事ができる。せっかくデートにこぎ着けたのに帰られたら元も子もない。女性を奥に座らせるのは自分を守るためである。実際に帰られて一人残される気持ちがわかるか?なってみなければこの気持ちは理解不能だ。くすん...

 

 今の若い物は淡白で草食性で、あとなんだっけ、そういう感じらしいので気にならないのだろうか、私にはわからない。座る席順でとやかく考えるのは行き過ぎなのかもしれないな、ごめん古いにんげんで。

 

勘違い男に天誅

 こんな記事を描こうと思ったのは、今日の夕食に近くのファミレスに行ったときに男が壁を背にして座っている二人のカップルがいたからだ。その男は終始女に対してマイナスイメージの言葉を吐いていた。これはだめ、あれは俺は好きじゃない。最低男である。女はそれに対してただ聞いているだけであったが、心中穏やかではなかったはずである。男はいうなれば、自分が奥に座る事で自分が群れの中で優位に立っていると勘違いしている猿山の猿だ。

 

   ここからは男性のみ読んでほしい。入り口側に座る秘密のメリットである。敵は入り口ばかりにいる訳ではない。獅子心中の虫というように面とむかった今日の相手が敵である場合がある、かわいさ80%でデートをしたが、実は性格ブスということもあろう。そのときに入り口近くにいると自分の好きなときに離脱する事が出来る。女は奥に座っておりすぐには戦闘態勢には入れない。もしもあなたにタイプな敵が入り口から入ってきた場合はそちらにすぐに乗り換える事が出来るという次第。敵は本能寺にあり。あなたの彼女には絶対秘密である。

 

 あなたはそれでも壁際にすわりますか?