男は車を持っているのがアタリマエーというアルシンド理論(しつこいね)からすると、バブル組である40〜50歳代は車所有に何らかの下心があったといえる。確信である。デート雑誌でよく読まれていたポパイやホットドックプレス(記事がとても現実離れしていると有名だったが、若者は疑いも無く信じたものである。たとえば、デートの特集とかS○X特集とか)では車の特集(ベンツとかよりはBMWの5シリーズ)があると「外車なんて買えねーよ」と思っていたものだが、憧れだけは抱き続けて現在に至っている。東北では都会の方だが全国的にはどう見ても田舎である私の住んでいる所では車で移動がデフォである。大人は一人一台は普通なので大人の人数だけ車を持つ。とても維持費がかかるのであるが、費用対効果を考えると所有した方が安くつく。
田舎でも都会でもかかる経費は同じである。
1車代
2駐車場代 毎月5000円とか(固定費)
3車検代 2年に一度それなり(固定費)
4自動車税 毎年軽なら安い(固定費)
5任意保険代 毎年それなり 若いと高い(固定費)
6冬用タイヤ代 3~4年それなり(固定費)
7修理代 随時新車、中古車でもそれなりに(固定費)
8ガソリン代 走った分
フー こんなに。ダメだこりゃ。
この中で実はあまり費用的にどうでもいいもの1車代である。新車で購入で早く売る分には下取り出来るし、乗り潰すとすればのれば乗るほど安くなるからである。まあ、安いにこした事は無いが。中古車屋に行くと20万円台でワンボックス車が売っている。震災がらみの車の需要が一段落しているので車があまり売れないのか中古車がとても安く販売されている。新車も好調と言える。新車であれば故障する確率は下がる。中古車それも古い年式の物を購入しよう物なら、購入後の修理費がかさむという事がありえるので怖い。さらに雪国だと下回りが錆びている車が多いので注意が必要である。だから、結局は新車で購入して長く乗るのが一番お得だったりする。人それぞれですが。もちろん例えば500万円のレクサスを購入するというのはやはり懐具合にも依る。
馬鹿にならないのは2から7までの項目、つまり維持費。どうにもなりません、ごめんなさい。車代に含めて計算してください。固定的にかかる物はしかたが無い。
なので、車所有をするということはこの固定的にかかる費用の元をどうやってとるかという事に注力したほうがいい。
具体的にどうするかといえば、毎日乗る事である。どこ行くにも車で行く。日曜はドライブ、買い物もドライブ。元を取るにはどんどん乗るしかない。ゆえに8ガソリン代は大した出費ではないと考えるべきである。ガソリン代がもったいなくて車に乗っていないなんて事があるならばそれは本末転倒である。車は乗る物である。それはガソリン代が130円だろうが140円だろうが関係ないということ。高いのは維持費なのだからどんどん乗りなさい、地域経済活性化のために。
都心では維持費が高いらしいね、さらに土日しか乗らないなんて、車持っている意味なくない?なら、東北に越してきたらいいよ。 東北に。