咳の症状で受診をして、痩せろと言われて咳の件はたなざらしになった話の続きである。春と秋には必ず風邪の症状の様で風邪ではないアレルギー症状が出るのが常となっているこの20年。また今回の咳の症状もアレルギー症状だと思って耳鼻科を経由して内科を受診した。そこで初めてアレルギー検査を受ける事となった。それで1万以上の受診料がかかったのは前回の話。
内科の医者は病気の特定の為にアレルギー検査を受けるようにすすめてきたので、まあ、共済制度の為にただで出来るのであればいいだろうくらいの軽い気持ちで受けた訳だが、問題が。子供の頃から注射嫌い。病院に勤めているのに注射嫌いというのはまあいいとして、アレルギー検査のためには注射で血を抜く必要がある、そこが問題である。聞いてないよーという訳にもいかず中年の看護師から注射を受け、サンプルを3本も抜かれて意気消沈。もう一生分の注射をしたかも知れないくらいの心持ち。ああ、インフルエンザの注射が近日中に待っていた。咳を治さなきゃ。
アレルギーになると決まって妻からは心配されてきた。アレルギーなのに。風邪の諸症状に似ているが熱は出ない。風邪のようにうつる事は無い。しかし心配される。ありがとう。普通心配しないし。毎日アレグラとヨーグルトを摂取することでアレルギー対策をしているが、春と秋には必ず出てくる症状。実はアレルギーでは無いのではないかと疑ったこともあるが、心配してくれる手前アレルギーではないのではないかと疑うのは申し訳ない。妻に。しかし仮にアレルギーでなければ、何だ?
入院も大病にもかかった事が無い事が自慢であるが、アレルギーを持っているという事で弱い自分を見せる事でなんとか人並みの人間である事を披露できてきた。それが実はアレルギーでは無かったら?という疑念は昔からあった。なにせ検査を受けた訳ではない。もしもなにも引っかからなかったら、妻にどう申し開きをしようか。
結果に驚いた。アレルギーはあった。あったというレベルで、それも一個。カモガヤという田んぼのあぜ道によく見られる雑草がアレルゲンだったらしい。今まで自分では疑っていたトマトやブタクサハウスダスト、ヨモギ、ブタクサなど高級アレルゲンは全く検出されなかった。がーん。これって健康の太鼓判を押されたということであろうか。そうすると春と秋に出ていたあのアレルギー症状はカモガヤだけが原因というわけか。安っす。
家では猫を飼っている。名前はノブナガ。ちなみに女の子だ。毎日猫吸いをしすぎて嫌われ気味ではあるが、そこは飼い主の特権で止める事はしないが、唯一の救いはネコアレルギーでは無かった事だ。ちなみにネコアレルギー検査はオプションで別料金であった。今回の値段の高ーいアレルギー検査はこの点のみ受けてよかったと思っている。今後も猫吸いし放題である。妻には心配されなくなるかもしれないけれど。