夫婦とふたごとネコ一匹

家族で起きた事件(?)を基に四コマ漫画を描いています。

カラーボックス嫌いにもほどがある

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 「ケロロ軍曹」という漫画にカラーボックス好きな男(556コゴロー)と、その男の妹(ラビー)の兄弟が出てくる。ことさらカラーボックスを拾ってくるシーンが多く、カラーボックスの使用方法について為になるなーと思ったものだ。ベッドにしたりなんかよくわからない利用方法があるが、カラーボックス愛が感じられることは確かだ。が、私はカラーボックスが大嫌い。買ってきてから1年ぐらいはいいだろう。その先はカオスである。崩壊の序曲が始まるのだ。まず、本の重さで歪む。すると背面の薄いボードが外れる。さらには色が剥げてきたりとだんだんと貧乏ったらしくなってくる。娘たちの部屋にはカラーボックスが数点あるが、早く撤去したいところだ。今でも本棚ぐらいなら私が作れる、本棚ぐらいなら。腰は重いが。

 

 また、家具を買ってくるのも嫌いだ。買い足した家具は統一感がない。白があれば黒もある。買いに行ってサイズが合う家具を探すのも面倒。かといってカタログやIKEAで済ますのは安すぎる。安いのは値段ではなく構造である。

 

 家にある家具の半分以上は私の手作りである。大きなテレビ台、キッチン台、鏡台、靴入れ、娘たちの椅子、その他解体と再構成を繰り返した家具が沢山ある。木工に凝りに凝った時代の名残だ。自分で作ると後々追加が必要だったり修理が必要であっても買い足したり廃棄することがなくなるという考えからである。これは今でも有効であり、天板は木目、全面と側面は白で統一された家具類は、そろそろ白色の塗り替えの時期を迎えている。

 

 しかし、今は特に木工に凝っている訳ではない。凝っている時代に覚えた技術や道具のおかげで今でもいろいろな面で重宝するが、今まで作ったものの修理となるとちょっと違う。腰が重い。めんどうである。娘たちの服掛けを作りたいと思ってもなかなかデザインがきまらなかったり、今ではブログや絵を描く方に意識が集中してしまい、娘たちの家具はどうでもいい。かくして娘たちの部屋にはカラーボックスが侵入し始めている。ホームセンターで買ってくれば1時間ほどで作れる。価格も安い。カラーボックスは嫌いだが便利だ。このカラーボックスも数年後には歪んで廃棄する事になるだろうが、そうさせたのは私だ。

 

 はいはい私が悪いんですよ。