夫婦とふたごとネコ一匹

家族で起きた事件(?)を基に四コマ漫画を描いています。

インフルエンザはクリスマスの前にやってきた

 

 

 

 先日アマゾンのセールで購入した脈拍計付きの時計(2000円くらい)の脈拍計が上な数値を叩き出していた。普通なら脈拍60から80ぐらいで推移しているものが、190とか200を指している。さすがに安すぎる買い物であったので狂いもするかと思っていたところ実際に手首に指をやり脈を測ると脈が速いのは本当のことであり、計測値と実測は同じぐらいであった。特に周りを走り回ったり自分では意識しない心配事があるわけでもない。これは心臓か、または脳出血関係の病気の兆候であろうかと看護師が集まる部屋に向かい、看護師の中でもベテランに脈と血圧の計測を頼むと脈拍はやはり150以上、血圧も上は170 下は100と高い。何か重篤な病気の兆候に違い無いということで病院に行くことを勧められた。ええと、ここって病院のはずじゃあ?ここは病棟であり、診療を行うところではない。隣のクリニックへ走れという。

 

 その日は木曜日の午後、診療は本当なら休みであるが、たまたま残っていた、すでに定年退職をして、嘱託として働いてもらっている医師に診てもらう。この医師、私が風邪や何かで診察をおねがいすると必ずと言っていいくらい痩せろといってくる。まあ、肝臓の数値がここ数年慢性的に高い数値を叩き出しているので肝硬変にでもなったら大変であるためもっともな忠告ではあった。実はこの医師に言われたのは昨日も含めて2日続けてである。前日の診察は何かと言えば、遅いインフルエンザ予防接種のための問診である。病院関係者はシーズン前に全員インフルエンザ予防接種を受けることになっていたのだが、インフルエンザの集中摂取の期日中に一度も問診段階での注射の了解が出なかった。ずっと風邪なのかアレルギーなのか解らない状態が続いていたので機会を逸していた。やっと前の日に予防接種を受けられた。そういった経緯があったので、この脈拍の以上は昨日のインフルエンザ予防接種の関係か、または未知の病気かもしれず、とりあえずこういった場合の素人判断は良く無い。しかしながら、結局は何が原因かはわからず仕舞いで、血圧を下げる薬の処方と、痩せなさいというアドバイスのみで終了してしまった。要するに様子を見なさいということである。その日は夕方だったこともあり、仕事もそのままに家路へ向かう。

 

 その夜からのことであるが、突然の風邪の症状のために寝込むこととなった。いやな臭いの汗がたくさん出た。加齢臭とは違う匂い。残念ながらどちらの匂いも娘たちには不評のようだ。次の日の朝、頭が痛くて嘔吐してしまう。これはやはり脳内出血の症状であろうか。起きるのも辛いが、また診察へ向かう。生死を分けるような病気が見つかるものとばかりビクビクしていたが、結局インフルエンザだということが判明。死ぬような病気では無いため安堵した。タミフルの処方がされる。インフルエンザはとにかく寝ているしかない。おとといインフルエンザ予防接種を受けたわけだが免疫が形成されるのに2週間はかかる。予防接種、もう少し早く受けるべきだったのかもしれないがそうも言い切れないことが今回わかった。

 

 現在記事を書いているのは12月25日。昨日のクリスマスイブの朝には回復、平熱に戻った2日後からは出勤可能となる。明日から出勤する予定であると仕事場へ連絡したところ、私のいる部署の一人を除いて(私が電話で話した人以外全員)インフルエンザで皆休みをもらっているらしい。そいつらは全員インフルエンザの予防接種を数週間前に摂取済みである。インウルエンザ予防接種は完璧では無いため、摂取してもかかる人はかかってしまうものであるが、こうも同じ部署でインフル禍と言えるほどの感染者が出れば、私が感染源のようではないか。学級閉鎖状態とはこの事か。あー責任感じちゃうわ〜。

 

 そうそう、一時的に脈拍があがったのもインフルエンザの予防接種の原因とも言えなくも無いそう。予防摂取の前から実はウイルスキャリアだったところにワクチン摂取をしてしまったためにウイルスが余計に増殖、それに対抗しようと体が頑張った結果だったようだ。よかった、心臓とか脳の関係でなくて。

 

 しかしながらクリスマスイブの大事な日に外出ができなかったために家族で買い物に行くことができなかったのは心残りである。娘たちと妻は楽しかったらしいが、こちとら何もすることがなくぼんやりと家の中で過ごして終わったよ。まあ、今日仕事を休んでいる人たちは昨日も今日も大変な思いをしているのだと思うが。明日から仕事へ復帰するが、月末作業を一人で行わなければならないのは結構きびしい。あーあ、いろんな意味で病気っていやだよね。

 

 

 ちなみに、熱が出ている期間は、何も食べることができなかったが、体重は減るどころか増えていた。どういった仕組みなのだ?これって。