トップオブトップの人たちへ
節分が無事終わった。問題となった恵方巻きについて、やれ廃棄が多すぎるとか生産量を落とせとか言っているらしいが、それは経済というものを表面からしか見ていない皮相的な考えである。生産量を減らす事をだれも望んでいない。減らしたところで問題は何も解決しない。
廃棄が多い?そんなこと言うならもっと買ってやれば良いだけではないか?クリスマスケーキもそうだが、次の日に買うと安いよ。当日買うから高くなるのであれば、次の日に買いに行けば良い。買ってやれ。何度でも言う、次の日に買え。
恵方巻きには罪はない。あるとすればコンビニやスーパーマーケットの店長なり所長、本部のお偉いさんだ。もしもトップオブトップに本当に心底から恵方巻きの風習が有害無益であると理解させたいならば、この恵方巻きフィーバーをあと10年は続ける必要がある。
恵方巻きを黒歴史に
どこの誰が始めたかわからないこの恵方巻き(広島のセブンがはじめたとか、もともと伝統ある風習であったとかどうでもいい情報はどっかに捨ててこい)、もしも辞めるなら徹底的に赤字を計上させてぐうの音が出ないほどの撤退劇を演じさせなければならない。なまぬるい方法でやめたりしたら、またへんなトップオブトップのツルの一声でまたフィーバー始まってしまうよ。だから、これを阻止するためには押し込みでもいいから全国のコンビニで2月2日には前年比200%ぐらいで仕入れを強行させて。その7割ぐらい廃棄をさせろ。それを10年は続けろ。なぜこれだけ弊害しかない恵方巻きが毎年つづくか?それは本社の売り上げが立つからだ。末端のチェーンが赤字かこうが構わないのだ。恵方巻きが現代の黒歴史、流通業界の大誤算、日本の汚点になるぐらいの悪夢に仕立てない限りはこの悪夢は終わらない。絶対だ。そのためには10年間は恵方巻きを全量捨て続けろ!
海苔巻きは10月が旬だからね
そもそも「恵方巻き」には罪はない。2月に恵方巻きなんていうよくわからない風習をでっち上げた流通業界(特にセブンイレブン)も悪いが、一番の悪者は恵方巻きを購入して、したり顔で「伝統だからね」なんてうそぶいているやつだ。ただの海苔巻きだろ?それ。なんで節分の時に食べなければならないのか。海苔巻きって10月の運動会のお昼ご飯だろが。季節感台無し。ちょっとは考えろ。
恵方巻きを本当に流行らせたいなら
そもそも私は恵方巻きには特に反対ではない。恵方巻きは圧倒的に買ったほうが安上がりである。コスパで勝る海苔巻きである。購入するのはやぶさかではない。しかしながら、コンビニの押し込み販売だったり多量の売れ残りなどネガティブイメージがあるものをあえて買おうとはしないだけである。何回でも言う、たかが海苔巻きだ。
バレンタインのチョコレート(古くはクリスマスのケーキ)のように誰にでも愛される行事にしたいなら適当な数量を売り切る事を繰り返すしかない。そうして少しずつ人々の心に浸透させていくのだ。
近頃何かと風当たりが強い恵方巻き、成長を長い目でみてはくれませんかね。