夫婦とふたごとネコ一匹

家族で起きた事件(?)を基に四コマ漫画を描いています。

制服高い問題 導入賛成だが一番効果的なやめさせ方

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金額が高い制服 だからどうした

 どこぞの公立小学校の制服が問題になっている。まず驚いたのは公立小学校に制服があることである。まず私立かもおもったわけだが公立。さすが東京。なぜなら、小学1年生に制服作っても着れるのはせいぜい3年、また作ることを考えれば経費は倍かかるわけで。そんな経費は屁でもないということであろう。さすが銀座である。越境というかわざわざ銀座の学校に通わせようという強いこだわりがある親にしてみれば出費よりもその学校にかよわせるというステータスのほうが大きいのだろう。私としては、アルマーニだろうがニコルだろうが私にはどうでもいい。どんどん導入させろ。別に自分の子供が通うわけではないからだ。

 

なんてことはない ある法則に則って進むだけのこと

 しかしながらやはり公立、それも東京都の教育委員会が管轄する学校である。私立のように学校のブランド化のためにかわいい制服を導入しちゃおうとか簡単な思考では導入なんかご法度であろう。結果はどうあれすでに後戻りができないところまできて問題化するとはなんか出来すぎている。当の校長が後付けでいろいろ理屈めいたことを糊塗しようが校長の独断としか言わざるをえない。どう転んでも誰かが詰め腹を切らなければならないところに来ている。だれか責任を取るのか。どう考えても現在の学校長が人事異動で4月から別の学校へ移動するか、教育委員会付きの閑職につくことで決着というところが落とし所で新しい学校長が制服のことは前校長がしでかしたこととして責任転化、これで手仕舞いをするというのが関の山であろう。制服はどうなるか?そりゃあ1年で前の制服にもどすことはできない。いろいろ大人の事情があるが、またよく分からない理屈をつけてそのままアルマーニの制服を導入することが規定路線となる。

 

 大丈夫だ 全てはうまくいく

 3ヶ月あれば誰も制服の話なんか忘れてしまう。日本国民全員の話ではない。銀座にある小学校の単に制服の話だ。新学期になれば多少の不満はあってもアルマーニの制服を着た新入生を前にすれば、値段の話や制服を変更する経緯なんてだれも気にしなくなる。誰かが常識では考えられない行き過ぎた行動を起こし後戻りができない、誰かが詰め腹を切る、誰かが謝るがそれは自分の前任者がした話で一応謝るけど自分は関係ない、とりあえず面倒臭いから継続する、すると間違った判断でも常態化してしまう。そういう流れになりそうで怖い。しかし、いままでいろんなところで行われてきた決め事の法則だ。東京の人々は疑いもなく、良心的な一部の人々の中ではくすぶり続けていくことであるが声を出すこともなく追従することだろう。この世界やったもの勝ちだ。決してやった人が糾弾、迫害されたとしても決め事だけは残されていく。詰め腹を切らされるのは結局は無知で無力な一市民なのだ。

 

テリー伊藤のコメントが的を得ていたかも

 しかしながら一連の報道の中で、私と同じ理屈を弄していたコメンテイターがいた。テリー伊藤が「ワイドナショー」で周りの喧騒の中でいわば独り言のように発したコメントの内容が耳に残った。「子供の頃に服なり車などは高級な物を与えたほうがいい。大人なってからその手のものに興味を持たなくなる」と。ここだけは賛成だ。私は前の記事でオタクを作り出さないために自分のこどもにはオタク文化を規制するなと言った。規制すればするほど大人になっても規制された事柄が尾をひくことになる。

 

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 通う子たちは結局江戸っ子だから

 新しい制服の導入する学校の新一年生には、ぜひともその制服を着て泥遊びなり喧嘩などをどんどんしてほしい。相手はきっぷがよく喧嘩っ早い江戸っ子の血を引いている子弟だからどのような結果になるかが予想がつく。それが一番、高価な制服をやめさせるためのモチベーションとなると思うのだが。