夫婦とふたごとネコ一匹

家族で起きた事件(?)を基に四コマ漫画を描いています。

子供が決断をするということ

 

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 昔から子供達には、いつでも自分で決断させる習慣をつけさせている。人に決めてもらうのではなく自分で判断するということだ。欲しいものや食べたいものなど、果ては自分の人生など選択しなければならない瞬間はいくらでもある。そこで主体的になって人生を切り開いてもらいたいと思ってのことだ。

 しかしながら、最近咲ちゃんは心身的に余裕がないからか、「どっちでもいい」という機会が増えてきた。自然と残りの3人というか藍ちゃんの意見が尊重されることが多くなる。それを藍ちゃんも気にしている。藍ちゃんもそれなりに気を使う子なのだ。

 咲ちゃんが主張してくるということはよっぽどのことなのだ。主張してくるということは親として嬉しいことであるが同時に緊張する。何か心理的な変化があったのか、またはストレスを食べ物で解消したいのか。あまり詮索はせずにその選択を尊重させるのがうちの不文律となっている。

 さらにいうと、昔から咲ちゃんの決断には間違いは無い。私が選んだ食べ物屋だったりお土産だったりは奇をてらい過ぎて失敗しがちだった。咲ちゃんの選んだものはなぜか外れにはならない。でもよく考えてみると実は、無難な選択をしてしまっているのかもしれない。本当は失敗してもいいからいろんな決断をして欲しいと思っている。失敗が許されるうちにたくさん失敗して欲しい。それが正解への近道なのだから。