3月11日が日曜日だったことがこの7年の間にあっただろうか。いつもはあの3月11日午後2時46分18秒は仕事の忙殺と共にすぎさっていく時間でしかなかった。しかし今日は日曜日。いつもの日曜日ならば普通の日常とともに過ぎ去っていく時間。買い物にいったり日がな1日読書をするのもいい。しかし今日は特別な日だ。それも日曜日。何かアクションを起こさずにはおれない。
しかしながら私の家族はいつもの日常を崩そうとはしない。咲ちゃんは塾の模擬試験、藍ちゃんは部活で学校に行ってしまった。妻はというと未だに震災地域に行くことに抵抗感があるために家にいるという。それは仕方がない。人それぞれだ。
深沼海水浴場として親しまれてきた荒浜地区でイベントが催された。
かつては家々がひしめき、松林のおかげで水平線は見えることはなかったが今では遮るものがない。
震災前は夜のデートスポットとして有名だった深沼海水浴場。本当に流れ星がきれいだったのだ。