三つ子の魂百までという。3歳までの育て方が100歳になるまで影響を及ぼすという怖いことわざだ。だから私の家でも幼児教育と称して小学校に上がるまで英語に通わせた。小学校に入ってからはピアノと水泳である。これは震災前まで続いたが震災の後自然にフェードアウトしてしまった。それらが役に立っているのかはわからないが潜在的なところでは大いに影響があるものだと思っている。ていうか思っていなければやっていられないくらい幼児教育は金がかかる。親の心子知らずだ。
双子なのか女の子なのかわからないが保育園に通っているあたりまで着ぐるみ(ピカチューとかゆるキャラ系)とか戦隊もので顔の見えないコスプレ、サンタや節分の鬼などをみると大泣きする。引きつるほどに。だから怖くは無いという理由づけのためにひとまずうんちくを披露するわけだ。それが妻は気に入らないらしい。鬼やサンタ、幽霊妖怪の類については自然と理解してもらいたいと思っていたそうだ。サンタがいない理由を子供に言ったところで何の得があるのか?ということだ。
しかしながら子供の頃の記憶とは悲しくも残念ながら忘れてしまうものだ。あの時大泣きした記憶もとうに無い。こんなことがあったと言っても他人事だ。でも三つ子の魂百までだ。今の娘たちがあるのは昔の記憶があったおかげである。あんなことを言ったにもかかわらずいい子たちに育ってくれてありがとう。妻には怒られたが。