夫婦とふたごとネコ一匹

家族で起きた事件(?)を基に四コマ漫画を描いています。

焼肉食べ放題には縁遠いうちの教育事情

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 家庭内の取り決めにより、食べ放題という類にはいかないということが決められている。食べ放題は良い。いくら食べても同じ料金だから。しかし食べ放題には欠点がある。それは食べ過ぎることにより満足感よりも後悔の方が高じてしまうからだ。2900円支払って焼肉を食べて最後には気持ち悪くなるぐらいなら同じ料金で高級食材を買って家で食べたほうがいいと思う。

 

 また、安いものを食うぐらいならちょっといいものを食べたほうがいい。百円寿司を3皿食うぐらいなら300円のちょっといい寿司を食べたほうが量的にも質的にもいいと思っている。これは実験済みだ。百円寿司で5000円分食べたのと、ちょっといい寿司やで4人で5000円分頼んで食べたほうが満足度は高い。食べる量も変わらない。安い食べ物しか食べたことが無い限り、この意味は分からない。二人の娘にはそのことを感じて欲しいと思っている。お金を節約するだけでは見えない世界がある。

 

 そう教えているつもりだが、娘たちの感受性はちょっと違う方向へ向いているようだ。ちょっといい焼肉チェーン店に行く時がたまにあるが、絶対モツ系しか頼まない。それもご飯やサイドメニューなしでだ。店員さんに注文する私の立場になってくれ。モツモツハツミノコブクロなど内臓系だけしか頼まない家族、なんと思われているのだろうか。モツは普通の肉よりも圧倒的に安い。もしかしたら家庭の財政状況を気にしているのだろうか?もしそれなら私こそ心苦しい。娘たちにそんなことを思わせているなんて。でも、ご飯ぐらい頼もうよ。

 

 実際のところ、娘たちが単にモツ好きだということは知っている。モツ専門店にもいくからだ。それも結構新鮮でいい部位ばかり集めているところなので値段も張るがこれも経験のうちだ。だから焼肉チェーンにいってモツばかり頼んでいてもそれは娘たちの嗜好なのでしかたがない。

 

 咲ちゃんはお寿司が好きだ。寿司屋に行くといわゆる高級食材ばかりを頼む。最初から三陸産のバフンウニを頼む。上トロの握りを頼む、それも立て続けに。しかしながらお勘定的には大台を超えることはない。なぜならちょっといい寿司屋はネタが大きい。するとそんなにたくさん食べることはできない。結果的に安く済む。

 

 しかし、モツ好きは一体誰にに他のだろうか。たぶん私だ。遺伝とは恐ろしいな。