ジョンレノンの曲に「コールドターキー」というものがある。覚せい剤の害を歌った曲だ。著作権があるから詳しくはライナーノートでも読んでくれ。未来が見えなくなる曲だ。家族全員が好きな番組に「警察24時」シリーズがあるが、すべての放送局で季節ごとに放送している。女性白バイ隊員の活躍とともに必ず覚せい剤の摘発のシーンが流れる。パトカーが来た時はへんな動きをしてはいけない、伏し目がちになってはいけない、とにかく警察からの目から逃れるためには何をしてはいけないのかがわかる。覚せい剤をしてはいけないということだ。やましいことがなければ挙動不審になることは無い。正々堂々と振る舞うことができるのだ。
しかしながらこの「警察24時」、覚せい剤をしてはいけないことはわかったが、それは警察に捕まるからという理由になりがちである。悪いことであるが、それは法律で禁止されているから。大人はそうではないとわかっているが子供の印象としてはそういうものだ。
最近の家族の中でヒット作となったNHKの「ねほりんぱほりん」の今季最終回での話。薬物中毒者が薬が切れた時の状況を本当に短い言葉でしゃべっていたのがヒットした。インフルエンザの症状の一番悪い時と同じという。インフルエンザにかかったことがある方はおわかりだろう。あれはひどい。その症状が覚せい剤が切れた時に必ず来る。恐ろしい。藍ちゃんは最近インフルエンザにかかって大変だった。だから「ねほりんぱほりん」を見た時に腑に落ちたのだろう。絶対覚せい剤はやるまい。
何やかんやで結果オーライだから親としては嬉しい限りだ。