ソシャゲに課金する人の気持ちがいまいち(まったく)わからなかった私だが、今となっては何となく体感できるようになった。10万円突っ込んでレアカードをゲットしたいと思う人は10万円も課金したら後には引けないと思ってしまうのだろう。パチンコもそう。あと諭吉1枚突っ込めば大当たりが来るかもしれないと思えば突っ込んでしまう射幸性の怖さ。わからんでも無い、今では。
北国では暖房のためのこたつは必需品だ。東北と言えば関東、関西の人たちはひとくくりで豪雪地帯と思っているだろう。東北人が関西の人たちをひとくくりに関西人というのと同じだ。関西といっても、大阪と京都と奈良、和歌山の人たちは実際には別な言葉を喋っている(でしょ?)。東北も同じで仙台と津軽、盛岡は全然別の言葉を使っているし、気候も違う。仙台は雪は降らない。だけど東北全体の傾向で、寒い。だからストーブも必要だが、てっとり早く暖をとる手段が、そう、炬燵(こたつ)である。
うちの炬燵は骨組みはニトリのものだがふとんはしまむらの3980円の赤札品。家族4人と猫のノブナガにとって団欒の場となっている。実はノブナガが問題を引き起こす。炬燵の中に入るだけなら問題は無い。しかし、布団の匂いを嗅ぎ始めたら注意。こいつには前科がある。前科何犯かわからないぐらいだ。匂いを嗅ぎ始めたら私たちが注意する暇もなく粗相をする。粗相をした布団が温められるとどうなるかお分かりだろう。家族からはすぐにコインランドリー行きが命ぜられる。
最初の頃は良かった。今回洗えば後は粗相をすることはないだろう。家族全員で気にすればいいと思っていた。が、その後も粗相を続ける。その間にかかったコインランドリー代を合計すれば3980円の炬燵ぶとんなんていくつ買えるのだろう。おかしなものでこれだけ洗濯代につぎ込んだこたつぶとんだ、そうそうお手軽に捨てられない。今回だけ、今回が最後と洗い続けていたら、高級炬燵ぶとんの出来上がり。
実は昨日も粗相をしてしまった。東北といえども桜が満開宣言が出ている暖かさだ。もう炬燵ぶとんはしまっても構わない季節がようやくやってきた。そんなタイミングでの粗相だ。ノブのおしっこのフェロモンを十分に吸った炬燵ぶとんはもうお役御免であろうか。いや、そうではない。まだまだ夜は肌寒いために炬燵は必要だ。かといってもう春だから炬燵ぶとんを新調する時期を逸してしまった。かくしてまたコインランドリーへ走り洗濯と乾燥総経費2000円弱の出費をすることとなるのである。
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