何か事件が起きると魔女狩りが行われる。特に小さな子供が犠牲者になる事件が起きると決まって糺弾されるのが漫画とアニメとゲーム。日本をしょって立っているジャンルのカルチャーだが、なぜか一転悪者になる。メディアの周辺取材の素材選択も間違っている。これだけオタクカルチャーが跋扈している現代で漫画アニメゲームを悪者にすることがひと昔と違って帰って報道するメディアの方が糺弾されるのではないか。30年前の宮崎勤事件の時代ならまだしもオタクカルチャのせいなんていう収束の仕方はもうなしにしてほしい。それにそういったロジックにだまされる奴はすでに老害。
今回の小学生が殺されて遺棄された事件にもネット界隈では上記のような報道がされたところもあったようであるが私は確認していない。逆に本当に事件イコール漫画アニメゲームのせいという報道は本当にされたのか。報道する側にも報道スタイルの刷新を求めるが、報道を受ける消費者にも報道を真に受けることはデメリットの方が多いように感じる。そして、報道する側と受け手側の衝突をみてほくそ笑んでいる勢力がいることを忘れてはいけない。だれとは言わない。もしかしたら特定の個体としての個人ではないかもしれない。私たちの無意識の総体が心の奥底でしめしめと思っているかもしれない。
まず落ち着け。そして状況を俯瞰でみるのだ。火星に住む予定がないのであればなおさらだ。