アナフィラキシーショック!この言葉を聞くと、なぜかヒーローの決め文句だと勘違いしてしまう人もいるとかいないとか。しかし現実はまったくヒーローとかの要素はなく、反対に悪い方の秘密兵器として認識した方が良いと思える。特に子供にとっては死に至る病として認識してもおかしくは無い。
知人の子供(小学校1年生)が学校から病院へ救急搬送された。理由を聞くと、アナフィラキシーショックを起こしたらしい。前から猫アレルギーと聞いていた。うちにも本当に小さい時から遊びに来ていたが私の家でノブナガ(メス)を飼うようになってから遊びに来るのが難しくなった。
だからその友人宅で猫を飼い始めたと聞いてびっくりしたし、アレルギー体質が改善したのかと喜んだ。LINEで送られてきた写真を見ればまだ子猫だ。最近飼い始めたばかりなのだろう。友人宅でも猫を飼うかどうかかなりの逡巡があったことは確かだ。実際に猫に触ってみてアレルギー症状が出ないかどうか、また病院でアレルギー検査も受けての判断だったろう。
だから今回の搬送が猫が原因かどうかはわからない。ていうか怖くて聞けない。しかしながらコップに少しずつ水を足していくと最後には溢れる喩えと同じく体内のアレルゲンもある一定の時期をもって満杯となる。それが今だったということなのかもしれない。
LINEにランドセルの中に入ってポーズをとっている黒猫の写真が添付されていた。子供と猫の関係がかなり密接なことが伺い知れる。猫のアレルゲン(毛とか)はランドセルの中にも存在したのだろう。それが学校でランドセルを開いた時にコップの水が溢れ出したのかもしれない。
今後の動向が気になるところだ。子供の?いや、子猫のだ。アレルギーは寛解はあるにしても一生ついていく病気だ。猫がアレルゲンだと判明すれば猫をどうにかするしか無い。まさか、うちの仔になるなんてことはよもやあるまいな。あるのかもしれない。あってほしい。うちの仔になれ!