夫婦とふたごとネコ一匹

家族で起きた事件(?)を基に四コマ漫画を描いています。

何もかもが痩せすぎのような気がする 自由主義経済の果て

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ダイエットは体重だけにしたい

 以前の記事にも書いたが、ダイエットを継続中である。体重は減少がストップ、数ヶ月来横ばいである。

 

 見た目はすらりとして服のサイズもXラージからMサイズへ下がった。けれどもBMI的には少し肥満である。どうなってんだろう私の体は。

 

 ダイエットのためにお菓子に手が伸びなくなったからか、最近のお菓子の内容量の減少がさらに気になる。

 

最近、菓子、小さくないか?

 子供の頃の板チョコはもっと厚くてずっしりしていた。小森のおばちゃまがCMのナレーションをしていた高原の小枝的なチョコレートは箱の中にぎっしりと詰め込まれていた。

 

 現代においては板チョコは半分に、小枝は一本ずつ(数本?)小分けにされてパックされている。箱の大きさは同じであるから小分けによって生じた空気の隙間分チョコが減っているということだ。

 

 家族は今でも内容量が激減しているお菓子をいつものように買ってくる。

 

お菓子だけではない内容量減少の現状

 この傾向はお菓子業界だけではないだろう。少しずつ内容量が減っている。ジュースのボトルはスリムになり、菓子パンは小さくなる。惣菜も少なくなる。最近では100円で売っているキャベツのカット野菜の内容量が明らかに少なくなった。夏の暑さのせいで野菜価格が上昇したせいだけではないだろう。

 

 子供の頃より体、特に手が大きくなったから小さくなったと感じるからだの私がやせたからお菓子も痩せたなどよく分からない論理でごまかそうとする。

 

 理屈ではない。理屈ではないのだ。

 

自由貿易の衣をまとった国家管理経済は許せるのか?

 物価が高いのは原材料が高くなったせいだ。高くなったのは円安のために輸入する物品の値段が上がっているからだ。ここまでは理屈だ。

 

 そもそも株価や為替の値段は市場によって値動きするのが正しい市場経済である。見えざる手に委ねることこそが市場経済の根本であるべきなのだが現在はそうなっていない。

 

 市場を操作しているのは国家そのもの、また少数の恣意的な操作で市場が成り立っている状態。そのおこぼれを円がためにその他大勢が追従しているためにさも市場が自由競争で成り立っているように見えるだけ。

 

 国民全員が儲ける構造であれば何も言わないが、この構造は誰が儲けているのか?お菓子会社は原材料費が高くなるが値段の上昇は抑えたい。消費者は少なくなる内容量には不満だがお菓子に飢えている。結局輸出企業には恩恵はあるが国内の消費材を作っている会社、国民共々割を食っている。

 

 円安とインフレ率上昇を国と日本銀行が操作する。これが自由貿易の現状。

 じゃあお菓子を食べなければいいじゃないと言われるかもしれないが、残念ながらこの半年以上私個人はお菓子は食べていない。ザマーミロ!でもお菓子以外の内容量減少には抗えない。生活が成り立たない。影響は甚大だ。管理貿易はやめて早く自由経済に戻って欲しい。国民のため、ひとえに私の家族のために。